こんにちは、恵比寿鍼灸院ハリステーションです。鍼灸治療は「肩こり、腰痛」など筋肉を緩めるイメージがありますが、交感神経や副交感神経、幸福ホルモンの分泌など「精神を安定させる」作用にも注目していただきたいです。
受診のタイミング
「朝起きても疲れが取れていない」「小さなミスが続く」「深夜まで残業していた」「重たい荷物を持って移動した」など、疲れの兆候が出たタイミングが通いどきです。私の場合は扁桃腺が弱く、首が重くなったら風邪をひくことが多いので、首に違和感が出たタイミングで鍼治療を受けます。鍼には体を回復させるホメオスタシを促進させる作用もあり、体の回復を加速させてくれるイメージです。
鍼灸治療を受ける前後
・鍼灸治療は、鍼とお灸で血流が良くなります。酸素や栄養を沢山含んだ血流が身体中をめぐることで治療効果を高めます。そのため治療の30分前後は、食事、飲酒、お風呂、サウナ、汗をかく運動は避けるのが望ましいです。
鍼灸治療を受けた後で、だるさやのぼせた場合は水分補給をしましょう。コーヒーやお茶は水に比べて吸収が遅いのでお水が良いでしょう。できればナチュラルミネラルウォーターが良いです!
注意】施術後の水分補給ですが、各院の治療方針や症状によっては、施術直後の飲食は控えた方がよい場合もありますので、治療をされた鍼灸師さんにお尋ねください。
施術前後の飲食ですが、とても忙しい生活をされている方もいらっしゃるので、飲食をしてから治療を受ける方もいます。刺激を減らすなど柔軟に対応します。
「食べてくるなら唾液が沢山でるように良く噛んで、消化良く食事をしてもらいます。お付き合いで飲むなら温かいもので締めて、内臓を冷やさないように」とお伝えします。
着替えはどうしたら良いですか?
・鍼着は置いてあると思います。背中は重要なツボが沢山ありますので、背中側がマジックテープになっているのが鍼着です。稀に男性は下着姿で、かけタオルのみといたった治療院もあります。
・私が訪問治療をしていたとき、寝返りすら困難な患者さんがいらっしゃいました。お洋服をめくって、肌が出せる範囲で治療するのも鍼灸師の腕の見せどころだと思います。
余談ですが、美容やリラクゼーション寄りの鍼灸院はタオルのかけかたひとつで指名率が変わってくる世界ですので、タオルさばきは良い治療院選びのポイントになるかと思います。
女性のデリケートゾーンに関して
骨盤の不調、便秘、生理痛など、必要に応じて際どい箇所に鍼を打つ場合があります。患者さん側からすれば、打つなら打つで、しっかりと説明を受けてください。中堅ぐらいの鍼灸師が、初診の患者さん相手になんの説明もなく、流れで殿部を施術して、後からクレームがくるなど耳にしますので、自戒を込めて気をつけようと思います。女性の方は、初めてで色々心配であれば、女性専用の鍼灸院や女性スタッフ希望もあると思いますので、治療院選びの参考にしてみて下さい。
以上
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