症例

五十肩

60代 女性 役員。デスクワーク、会議が多い

突発的な五十肩「肩こりが酷くて、腕を動かすと痛みが出るようになった」とのこと。

これまでの経緯

当院には左の腰痛で通院していた。肩こりの症状はあったが痛みが出てきたので整形外科を受診。五十肩と診断。痛み止めの注射を打つ。リハビリとして当院で施術を開始する。

日々の食事、睡眠、運動は理想的な状態。休日も休めている。

施術内容

鍼は無し。整体のみ。肩の動きに関する筋肉をほぐす。神経、関節、筋肉の順番でアプローチ。抵抗運動で肩に負荷をかける。術後は後ろに手を回す動作で可動域と痛みを確認。撮影を行なっており、施術前と施術後の腕の高さを比較。

当院の施術方針、大きな筋肉と小さな筋肉のバランスを診る。

本来の五十肩は回復まで1年から1年半かかる。患者さん側の自称五十肩もあるので整形外科への受診歴を伺う。自称五十肩は場合によっては1、2回で回復する。

インナーマッスルが弱って動いていない筋肉が痛みを出した状態として、大きめの筋肉はしっかりとほぐし、肩を動かす動作はゆっくりと動かしてインナーマッスルを使わせる施術を行った。

太極拳の格言には「流れる水は澱まない、動く軸は腐らない」

運動してるよ!という方でも症状が出る場合は、肩甲骨と股関節が全方向に動かせているか確認してみると良いと思います。

通院ペース

結論。2週間に一回80分で通院。6ヶ月後ほぼ痛みは消えて後ろに回す動作が少し硬いぐらいに回復しました。

廣木 孝志

2022年11月恵比寿No.1の癒せる鍼灸院を開業/各業界のトップクラスから信頼される鍼灸師。セルフケアに力を入れた健康のヒントを投稿。

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