40代の女性会社員が股関節の痛みに悩んでいます。
立ち上がろうとしたときに股関節がポキッと鳴る。もしくは鳴りそうになる感覚があるそうです。
デスクワークが続き、運動不足が原因の可能性があります。
当院では、鍼治療やストレッチなどを取り入れた施術を行います。
原因と症状~座りすぎは筋肉を硬くします
当院を受診するまでの経緯としては、胆嚢摘出の既往歴があり、運動不足と座りっぱなしがしばらく続いてたそうです。
股関節は運動に関しては重要な箇所であり、関係する筋肉は22個、曲げたり伸ばしたり6つの動作を行います。
多くの筋肉には神経や血管も走行しています、デスクワークとはそれからの動きを停止する行為であり、長時間、座り続けることで様々な病気のリスクへと繋がります。
股関節の痛みについてはこわばった筋肉と圧迫された神経と血管が関連が疑われます。
治療の流れ
当院では問診から背中から骨盤までの柔軟性を確認し、硬くなった筋肉を鍼や整体でアプローチしていきます。再発予防に姿勢の癖なども共有していきます。
股関節周りはインナーマッスルを意識した運動療法もおこないます。
治療方法
鍼治療では、首から背中、腰回り、でん部、ふとももの裏、ふくらはぎに鍼を打ち、筋肉の硬結をほぐします。
首や背中は自律神経へのアプローチでもあり、体がリラックスします。
呼吸が楽になると可動域も増えますので、痛くない範囲で股関節に関わる筋肉を狙ってストレッチや運動療法を行います。
予防法
デスクワーク時の姿勢や座り方を気を付ける。
座布団やクッションなどで座面の圧迫感を軽減する。
運動不足解消のための軽体操やストレッチを指導します。
まとめ
40代の女性会社員の股関節の痛みに対する治療では、働きながら体を治していくために、鍼治療やストレッチ、運動法が効果的です。
運動不足や姿勢の問題で再発する可能性があるので、LINEで本日の施術と改善ポイントを共有し、忙しくてセルフケアもままならないようでしたら定期的に受診することを促しました。
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