「どこで治療しても改善しなかったので、諦めていた」——むち打ち症の後遺症を長年抱えながら、こうした思いを持っている方は少なくありません。
今回は、20代のスキー事故によるむち打ち後遺症を30年以上抱えた50代男性の症例をご紹介します。
症例:50代男性・会社経営者・20代のむち打ち後遺症が長年持続
主訴:首の違和感・慢性的な首のつらさ、右腕のしびれ
経緯:学生時代のスキー転倒で数回むち打ちを経験。病院での診断・リハビリを経ても症状は改善されず現在に至る。会議や車の運転が多い生活で首の辛さと右腕のしびれが続いている。週末はテニス、冬場はスキーも楽しんでいる。
奥様の付き添いで「もみほぐし」目的で来院されたが、問診を広げるうちに首の骨の不具合に気づき、腕のしびれも残っていると話してくれた。「どこで治療しても改善しなかったので諦めていた」とのこと。
むち打ち後遺症が長引く理由
むち打ち症(外傷性頚部症候群)は、交通事故やスポーツ事故などの衝撃で頚椎・周囲の軟部組織が損傷する状態です。急性期に適切な治療を受けても、慢性化してしまうケースがあります。
慢性化の主な原因として、頚椎の不安定性・椎間関節の機能障害・周囲筋肉の慢性的な緊張・神経の感作(過敏化)などが挙げられます。長期間放置されると、神経症状(しびれ・だるさ)も慢性化しやすくなります。
施術内容と工夫
うつ伏せ姿勢で首に負担がかからないよう体位を工夫しながら、腰痛への徒手療法も同時に実施する60分の施術を行いました。ふくらはぎの痙攣・腕のしびれに対して鍼治療を行い、頚椎まわりの筋緊張を緩和。全身のバランスを整えるアプローチで、長年固まっていた首まわりの状態を少しずつ改善していきました。
むち打ち後遺症への鍼灸の有効性
厚生労働省 統合医療情報発信サイト eJIMでも、鍼灸は頚部痛・神経痛への有効性が報告されています。慢性化したむち打ち後遺症も、諦めずにアプローチすることで改善できるケースがあります。
こんな方にご相談ください
長年むち打ちの後遺症で首の違和感・しびれが続いている方、整形外科・整骨院・マッサージで改善しなかった方、「もう諦めていた」という方も、ぜひ一度ご相談ください。当院では丁寧な問診で原因を整理し、最適なアプローチを提案します。
まとめ
むち打ち後遺症は長期化しやすい症状ですが、適切なアプローチで改善できる可能性があります。恵比寿で、長年のお悩みを一緒に整理してみませんか。





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