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ストレートネックで首こりがつらい人へ|週1マッサージでも戻る理由と見直しポイント総まとめ

デスクワークにスマホ。現代人の首はストレートネック傾向になりやすく「その場は楽でも、数日で元通り」を繰り返しがちです。

もしあなたが「週1でマッサージに行かないと体がもたない」と感じているなら、体が“今のケアだけでは追いついていない”サインを出しているのかもしれません。

この記事では、デスクワークで首こりが戻りやすい方に向けて、座り方・呼吸・首以外の見直しポイントを、症例を交えてまとめます。


① 今月の“外部環境”チェック(首こりが戻りやすい条件)

首こりが固定化しやすい時は、まず「環境」が揃っています。

  • デスクワーク中心で、同じ姿勢が長い
  • 残業や忙しさで、生活リズムが乱れがち
  • 睡眠が削られて回復が追いつきにくい
  • スマホ時間が長く、呼吸が浅くなりやすい

この条件が重なると、首をほぐしても日常でまた同じ負担が積み上がるため、「戻る」スピードが速くなります。


② 体の“指標チェック”(首だけ見ても追いつかないサイン)

首こりは首だけの問題に見えやすいですが、実際には「複合要因」のことが多いです。
当院では、首のつらさがある方ほど、次の指標を一緒に確認します。

✅ 首こりが戻りやすい人のセルフチェック(7項目)

当てはまる数が多いほど、首“だけ”のケアでは追いつきにくい傾向があります。

  1. 猫背、巻き肩が自覚できる
  2. ストレートネックっぽい(顎が前に出やすい)
  3. 食いしばり/歯を噛みしめる癖がある
  4. ふくらはぎがパンパン、脚が重い
  5. お腹が冷えやすい、胃腸が疲れやすい
  6. 呼吸が浅い/ため息が増える
  7. 睡眠不足が続いている

③ 今月のトピック(症例):Aさん(20代女性、会社員)

● どんな状態だった?

Aさんはデスクワーク中心で残業も多く、慢性的に睡眠不足。
学生時代から整体院で週1回のマッサージを受けていたものの、首肩こり、頭痛、食いしばりが続いていました。猫背も自覚され、「ストレートネックによる不調を強く感じている」とのこと。友人の紹介をきっかけに、初めて鍼灸を選び当院へ来院されました。


● 初回で大切にしたこと(首だけで終わらせない3ポイント)

Aさんは鍼が初めてで刺激にも敏感なタイプ。まずは説明をしながらリラックスできる状態を作り、以下を重視しました。

  1. 首肩だけでなく、冷えているお腹や足にもアプローチ
    → 全身の巡りを整える意識で組み立てます。
  2. ストレートネックは「骨盤・背骨」も含めて考える
    → 長時間の姿勢固定が続くと、背中のこわばり、反り腰、ふくらはぎの硬さ、呼吸の浅さなどが出やすくなります。
  3. “その日の状態”で刺激量を調整する
    → 太さ、本数、お灸の種類を細かく調整し、回復に向かうための負担を増やさないようにします。

● 初回後の体感

施術後に起き上がっていただいた瞬間、Aさんから出た言葉が印象的でした。

  • 「え、首が楽!」
  • 「呼吸もしやすい」
  • 「無理に背筋を伸ばさなくても、自然に骨盤が立つ感じがする」

その後は、要所に鍼とお灸、首肩や膝裏をホットパックで温めて60分コースを終了。
“軽い”“動く”“呼吸が楽”といった、その場で分かる変化に驚かれていました。
※体感には個人差があります。


● なぜ週1のマッサージで追いつかなかった?

結論はシンプルで、Aさんの首こりは「首だけ」が原因ではなかったからです。

  • デスクワークによる姿勢固定(猫背、ストレートネック)
  • 仕事ストレスによる食いしばり
  • 冷え、血流の悪さ(ふくらはぎの硬さ)
  • 胃腸の疲れ(お腹の冷え)

これらが絡み合うと、首だけを揉んでも戻りやすくなります。
当院では「首がつらいから首だけ」ではなく、なぜその痛みが出ているのかを全身から見立て、説明し、納得していただいた上で施術を組み立てます。


④ まとめ:今月の“養生ポジション”(戻りにくい体を作るスタンス)

今回のポイントは4つです。

  • 「週1マッサージでも戻る」は、ケア不足ではなく負担が複合しているサイン
  • ストレートネックは首だけでなく、骨盤・背骨・呼吸までセットで考える
  • 冷え(お腹、足)や食いしばりがあると、首肩に力が集まりやすい
  • 回復の最短距離は、アクセル(攻める)とブレーキ(休ませる)の見極め

まずは家でできる「戻りにくくする」3つ(簡単版)

無理のない範囲で、できるところから。

  1. 座り方を1分だけ整える
    背もたれに預けっぱなしではなく、骨盤が立つ位置を探して“ふっと力を抜く”。
  2. 呼吸を深くする「10秒リセット」
    肩を上げずに、鼻から吸って、口からゆっくり吐く(吐く時間を長めに)。
  3. 首だけでなく、足とお腹を温める
    首肩がつらい人ほど、末端やお腹が冷えていることがあります。
    「首を温める」よりも、全身が緩みやすい場合もあります。

やりがちNG(戻る人ほどやってしまう)

  • 痛いところを強く揉み続ける(その場は良くても、翌日〜数日で戻りやすい)
  • “姿勢を正す”を頑張りすぎて、首と肩に力が入る

相談の目安(こんな方は一度チェック)

  • 週1でケアしても首肩こりが戻る
  • 首こりに加えて、頭痛/食いしばり/睡眠不足が絡んでいる
  • 姿勢を良くしようとすると、逆に疲れてしまう(呼吸が浅い感じがある)

ハリステーションが大切にしている「5つの価値」

当院が提供したいのは、一時的な癒やしだけではなく、生活を支えるための土台づくりです。

  • 体感:その場で分かる身体の変化
  • 安心:なぜつらいのか、どうすれば良いかの納得
  • 習慣:生活に寄り添った無理のない提案
  • 時間:回復までの遠回りを減らす戦略
  • 関係性:辛い時も寄り添う、長期的なパートナーシップ

「週1のマッサージでも辛い」と感じている方の突破口になれたら嬉しいです。

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廣木 孝志

廣木 孝志

2022年11月、恵比寿で個室鍼灸院を開業/頭痛緩和、全身調整が得意/セルフケア提案とコンディショニングを大切にしています。

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