症例

ギックリ腰初日の正しい過ごし方と回復ステップ|鍼灸での初期治療が回復を早める【鍼灸師監修】

ギックリ腰になった初日、どう過ごすかが「その後の回復スピード」を大きく左右します。焦って動きすぎると悪化し、逆に安静にしすぎても回復が遅れます。今回は、ギックリ腰初日の正しい対応と、その後の回復のステップを解説します。

ギックリ腰初日の正しい過ごし方

初日はまず患部を冷やし(15〜20分を1〜2時間おきに)、横向きで膝を軽く曲げた姿勢で安静にしてください。この姿勢が腰への負担が最も少なく、炎症を最小限に抑えます。

動ける状態であれば、当日中に最寄りの鍼灸院・整骨院で初期治療を受けることを強くおすすめします。整形外科での画像診断(椎間板ヘルニア・骨折の除外)も重要です。

初日に鍼灸でできること

炎症が起きている患部に対し、炎症を抑える鍼を施します。炎症が治まるまでの2〜3日の間に、首・背中・股関節などギックリ腰時に連鎖してこわばる箇所を予め緩めておきます。

初期治療をしておくと、炎症が治まったタイミングで日常生活に復帰しやすくなります。逆に初期対応が遅れると、「だらだらと続く腰の違和感」「なかなかスッキリしない腰痛」として慢性化するリスクが高まります。

ギックリ腰後の回復ステップ

【フェーズ1】急性期(初日〜3日):安静・冷却・初期治療。痛みが強い時期は無理に動かず、鍼灸で炎症を鎮静させます。

【フェーズ2】回復期(4日〜2週間):炎症が落ち着いたら、腰まわりの筋肉を徐々にほぐしていきます。鍼灸2〜3回で痛みの大幅な改善を目指します。

【フェーズ3】再発予防期(2週間以降):体幹を鍛える運動を開始します。新しく何かを始める必要はなく、ご自身の経験ある運動(ウォーキング・水泳・ヨガなど)から無理なく再開することをおすすめします。

ギックリ腰の種類と原因

腰痛の原因は様々です。筋肉・筋膜が原因の「ギックリ腰(筋筋膜性腰痛)」、背骨が神経を圧迫する「椎間板ヘルニア」、内臓が原因の「尿管結石・腎盂腎炎」などがあります。発熱・下腹部痛・排尿障害を伴う場合は内科・泌尿器科を優先してください。

ギックリ腰を繰り返さないために

ギックリ腰の多くは、慢性的な筋肉疲労の蓄積・睡眠不足・運動不足が背景にあります。「一度なると繰り返す」という方は、定期的なメンテナンスと体幹強化で予防することが重要です。

当院では急性期の初期治療から再発予防まで一貫してサポートしています。恵比寿で腰痛でお困りの方はお気軽にご相談ください。

廣木 孝志

廣木 孝志

2022年11月、恵比寿で個室鍼灸院を開業/痛みの緩和、全身調整が得意/セルフケア提案とコンディショニングを大切にしています。

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