初日の過ごし方
初日は患部を冷やす、横向きで安静にする。動ければ最寄りの整骨院か鍼灸院で初期治療を受けておくと予後が良いかと思います(下記参照)。もちろん整形外科で診断を受けることも大切です。
鍼灸院が初日のギックリ腰に出来ること
痛む部分は炎症を抑える鍼をします。炎症が治まる2~3日の間に首、背中、股関節などギックリ腰の際こわばる箇所を予め緩ませておきます。初期治療をしておくと炎症が治まったタイミングで日常生活に復帰しやすくなります。だらだらと続く腰の違和感や、なかなかスッキリしない腰痛の場合は初期対応の差かと思われます。
ギックリ腰、その後「体幹を鍛える」
2、3回の鍼灸治療を終え、痛みも治まってきたら体幹を鍛える運動を開始します。無理に新しく何かを始めることはなく、ご自身の経験ある運動で良いと思います。ラジオ体操を半分のスピードで行う、ウォーキング、水泳、ヨガ、ピラテスなど体幹を鍛える運動が良いです。
私は長年健康太極拳を教えていたので「後ろ歩き」をおすすめしています。
腰痛と股関節痛の違い
寝起き、椅子に座っていて立ち上がるときに痛む。動き出すと痛みがなくなる。この症状は股関節の硬さが原因の関連痛かと思われます。股関節周辺の筋肉、仙骨(次髎 じりょう)に鍼をして、運動療法を行うことで腰痛を緩和させていきます。
日野先生の仙骨枕もおすすめです!
https://youtu.be/QjNZqUYc_3I?si=RjWMbnbglTy0Xtiy
まとめ
パイプ椅子など硬い場所に長時間座っている、ソファで寝てしまう、脳疲労、冷たいものを飲みすぎるなど食生活の乱れにより、身体は不調を訴えます。たまたまギックリ腰になったのではなく、そういった疲れの蓄積により腰痛は起こります。
良ければお近くの鍼灸院で定期的なメンテナンスをオススメ致します。
恵比寿鍼灸院ハリステーションでした。
ご予約はこちらから⇐⇐⇐
コメント