
患者モデル:50代女性・会社役員
ごあいさつ
日々の仕事や生活の中で、体に生じる不調や痛みは誰にとっても避けられないものです。しかし、時にその不調が手術という選択肢を迫られるほど深刻になることがあります。このケースでは、医師から手術を打診された方が「手術を回避したい」との強い思いで鍼灸治療を選ばれました。
これまでの経過
年末、スキー中の転倒で右腰を強打。その後、病院でのリハビリを続けるも、右股関節の手術を勧められる。手術以外の治療法を模索され当院を受診。仕事への完全復帰を目指しながら通院して頂きました。
当院の見立て
転倒の際に生じた首のむち打ち症が全身に影響を及ぼし、筋肉の過緊張や股関節の可動域制限を引き起こしていました。さらに、膝が内側に入る癖があり、左脚で体重を支える癖があるため、上半身がねじれて肩こりまで発症していました。
治療方針
背骨を中心に、全身のこわばりを鍼治療で緩め、運動療法を併用して股関節の可動域を改善することを目指します。
治療内容
首回りや腰回りを中心に徒手療法で筋肉をほぐし、鍼を使って緊張していた筋肉を効果的に緩めました。特にお尻の筋肉へのアプローチが功を奏し、股関節の可動域は早期に回復しました。また、膝の痛みに対しては太ももの筋緊張を緩める施術を行い、痛みの改善が見られました。
通院ペース
週1回、60分の施術を6か月間継続。お忙しい仕事の合間を縫って通院され、時には1週間空くこともありましたが、根気よく治療を続けられました。
施術後のケア
長時間の会議、デスクワークや出張の多い生活に合わせ、正しい座り方や立ち方の指導を行いました。特に膝が内側に入る癖を改善するための内転筋を使うセルフケア方法を共有しました。
患者様の声
「手術の不安が常にありましたが、治療を続けるうちに少しずつ体が楽になるのを実感しました。忙しい生活の中でも自分の体を大切にすることを教えてもらい、健康への意識が大きく変わりました」
当院の施術に興味のある方へ
鍼灸は体の根本から改善を目指す治療法です。同じようなお悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。24時間対応のネット予約をご利用いただけます。
あなたの健康の未来をサポートしていきます!⇒恵比寿鍼灸院ハリステーション
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