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産後の首こり・肩こり・背中の張りが続く理由と鍼灸ケア|授乳中も安心【恵比寿・鍼灸師監修】

「夜中に何度も目が覚めて、眠れているはずなのに朝がつらい」

「授乳しながら首と肩が限界になってきた」

「背中が重くて、赤ちゃんを抱き上げるのがしんどい」

産後、こうした症状でお悩みの方が恵比寿の鍼灸院ハリステーションに多く来院されています。このページでは、産後に首こり・肩こり・背中の張りが起こる本当の理由と、鍼灸によるアプローチについてくわしく解説します。

産後に首こり・肩こり・背中の張りが続く5つの理由

① 睡眠が「深く休めない状態」になっている

授乳期は夜間の睡眠が細切れになるため、体が深いノンレム睡眠に入れない状態が続きます。熟睡できない夜が続くと、体は無意識のうちにアゴを食いしばったり、肩に力を入れたまま眠るようになります。この「体が緊張したまま眠る」状態が慢性化すると、朝から首・肩・背中が重い状態につながります。

② 授乳姿勢による「前傾・丸め」の蓄積

授乳中は赤ちゃんに視線を向けるため、頭が前に出て背中が丸まった姿勢が長時間続きます。頭の重さは約5〜6kgあり、前に傾くほど首・肩・背中への負担は何倍にも増えます。1日に何度も繰り返される授乳によって、体の前側(胸・お腹)が縮まり、背中・肩甲骨まわりが引き伸ばされた状態が固定されやすくなります。

③ リラキシンの影響による関節・靭帯のゆるみ

産後はリラキシンというホルモンの影響で、骨盤まわりの関節・靭帯がゆるんだ状態が続きます。(2~3ヵ月ほどで落ち着きます)骨盤が安定しないと、上半身でバランスをとろうとするため、腰・背中・肩への負担が増えます。「産前はなかったのに産後から体が全体的につらい」という方の多くに、このパターンが見られます。

④ 抱っこ・おんぶによる慢性的な筋疲労

新生児期から成長とともに赤ちゃんの体重は増え続けます。抱っこ・おんぶの繰り返しにより、首・肩・腕・腰に持続的な負荷がかかります。筋肉が疲労したまま回復しきれない状態が積み重なると、慢性的な張り感やだるさとして現れます。

⑤ 育児ストレスによる自律神経の乱れ

眠れない・休めない・孤独感・不安感——産後の精神的なストレスは自律神経に大きな影響を与えます。自律神経が乱れると、筋肉が常に緊張しやすくなり、血流も低下します。肩こり・背中の張り・朝のだるさの裏側に、自律神経の疲弊が隠れているケースは少なくありません。

なぜマッサージだけでは戻りやすいのか

「マッサージに行くと一時的に楽になるけど、翌日にはまた元に戻ってしまう」——産後の方によく聞かれる悩みです。

その理由は、緊張の根本原因が整理されていないからです。睡眠不足・授乳姿勢・骨盤のゆるみなどの要因が続いている限り、筋肉をほぐしても繰り返しになります。筋肉の表面だけでなく、体の深部の緊張パターンや自律神経のバランスを同時に整えることが、産後ケアの鍵です。

当院のアプローチ:体全体の「つながり」を整える

ハリステーションでは産後の方に対して、背中だけでなく体全体の緊張のつながりを確認しながら施術します。

特に重点的に確認するポイント

  • アゴ(食いしばり)の緊張:睡眠中の緊張が首・肩にまで波及していないか
  • 股関節まわりの硬さ:骨盤の安定性と下半身の連動
  • お腹・背骨まわりの呼吸の入り方:横隔膜の動きと自律神経への影響
  • 肩甲骨・首まわりの動き:授乳姿勢による前傾パターンの解放

体の状態に合わせて、鍼・お灸・整体的なアプローチを組み合わせながら施術します。施術後にはセルフケアをお伝えし、日常生活の中でも緩みやすい体を一緒につくっていきます。

※妊娠中・授乳中の方にも安心して受けていただける施術を心がけています。感じ方・経過には個人差があります。

自宅でできるセルフケア3選

施術の合間にできる簡単なセルフケアもご紹介します。

① 胸を開くストレッチ(授乳後に1分)

両手を腰の後ろで組み、肩甲骨を寄せながら胸を上に開きます。授乳で縮まった胸・肩まわりをリセットする習慣として取り入れてみてください。

② 肩の力を抜く「ため息ストレッチ」

肩をグッと上げて、息を「ふっ」と吐きながら一気にストンと落とします。無意識に入っている肩の緊張を抜くのに効果的です。赤ちゃんが寝ている間に3〜5回繰り返してみてください。

③ 骨盤底筋ゆるめ呼吸

椅子に座り、お腹をふくらませながらゆっくり鼻で息を吸い、口からゆっくり吐きます。産後に緊張しやすい骨盤底筋をゆるめ、自律神経を落ち着かせる効果が期待できます。

こんな方にご来院いただいています

  • 産後から朝のだるさ・疲労感が続いている
  • 授乳姿勢で首・肩・背中が限界になってきた
  • 股関節の痛みが産前から続いている
  • マッサージに行っても翌日には戻ってしまう
  • 育児しながら、戻りにくい体をつくりたい
  • 仕事復帰に向けて体を整えておきたい

よくある質問(FAQ)

Q1. 授乳中でも鍼灸を受けられますか?

はい、授乳中の方にも安全に受けていただけます。使用する鍼は使い捨ての滅菌鍼で、施術が母乳や赤ちゃんに影響することはありません。ただし、体の状態によっては施術内容を調整しますので、初回の問診でご状況をお伝えください。

Q2. 産後どれくらいから来られますか?

一般的には産後1〜2ヶ月以降を目安としています。体の回復具合には個人差があるため、気になる症状があればまずLINEでご相談ください。

Q3. 何回くらい通えば変化を感じられますか?

症状の程度や体の状態によって異なりますが、初回から「体が軽くなった」「深呼吸しやすくなった」とご感想をいただくことが多いです。継続的なケアとして月2〜4回程度ご来院される方が多くいらっしゃいます。

Q4. 赤ちゃんを連れて来院できますか?

はい、ベビーカーや抱っこ紐でのご来院も歓迎しています。完全個室のため、授乳や授乳グッズの持ち込みも問題ありません。

Q5. 産後の肩こり・首こりは放置しても治りますか?

育児が続く限り、原因が日々積み重なるため自然に治りにくいケースが多いです。放置すると慢性化して、仕事復帰後にも支障が出ることがあります。早めに体の状態を整えることが、長期的な回復の近道です。

ご予約・アクセス

恵比寿駅徒歩4分。完全個室の鍼灸院です。妊娠中・授乳中の方、鍼灸が初めての方も、予約前にLINEでお気軽にご相談ください。

営業時間:10:00〜21:00(水曜定休)

👉 WEB予約・料金はこちら

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廣木 孝志

廣木 孝志

2022年11月、恵比寿で個室鍼灸院を開業/痛みの緩和、全身調整が得意/セルフケア提案とコンディショニングを大切にしています。

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