症例

むち打ち症

50代、男性、会社経営者、20代頃のスキー事故によるむち打ち症の後遺症

奥様の付き合いで来院。もみほぐしのオーダーだったが問診を広げるうちに首の骨の不具合に気が付き、腕のしびれも残っているとのことで急遽、鍼灸治療に切り替えました。

これまでの経過

会議や車の運転が多く、首の辛さと右腕の痺れが続いている。週末は息子さんとテニス。冬場はスキーを楽しんでいる。

学生時代にスキーで転倒して数回むち打ちを経験。病院での診断後、リハビリを経ても症状は改善されず。現在に至る。

仕事とテニスの疲れを取るリラクゼーション感覚で当院を受診された際、首の骨に違和感があり、こちらから声をかけたところむち打ちと痺れの症状を話してくれた。

どこで治療しても改善しなかったので諦めていた。とのこと。

施術内容

施術中は、うつ伏せのしんどさや、腕の位置など気をつけつつ、腰痛も徒手療法で施術していく60分。ふくらはぎの痙攣、夜中足がツルことが多々あったので、対処法と予防法を伝えた。

施術後のケア

水分、塩分、睡眠不足。大腿直筋、ハムストリング、ふくらはぎのストレッチをおすすめした。

通院ペース

週1回60分の鍼灸治療を1年間継続。パルスは使わずに、鍼を2→3→5番と上げてみて5番の刺激で手のしびれが軽減した。これは反省を込めて書くが神経症状にはしっかりと患者さんに説明をしてから強めの鍼とパルスを使用することでもっと回復が早まったと思う。

痛いけど効果あります!

むち打ちか、ヘルニアで腕に痺れが出ていたり、握力が低下されている方は是非、お近くの鍼灸院を受診されることをおすすめします。

廣木 孝志

2022年11月恵比寿No.1の癒せる鍼灸院を開業/各業界のトップクラスから信頼される鍼灸師。セルフケアに力を入れた健康のヒントを投稿。

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