【WHOが認めた、鍼灸で治療効果がある49疾患から/神経系疾患、神経痛(三叉神経、肋間神経、坐骨神経)】
当院では、三叉神経痛の受診は未だありません。治療法はあります。
▷帯状疱疹後の肋間神経痛。坐骨神経痛の受診と治療経験はあり。
結果から言うとそれぞれ3〜5回の鍼灸治療で回復しました。
肋間神経痛】70代女性。帯状疱疹後に痛み。着替えの際、腕を上げるときに痛みが出る。
うつ伏せが辛いので、横向きで背骨と肋骨から出ている神経に鍼の刺激を入れていきました。発疹まわりに、ちねるお灸も効果があり。最終的には頭に鍼を打つ頭鍼療法で腕を上げるのが楽になり施術終了。週一で4回通院。
今の自分でしたら、置鍼してお灸で治療していきます。痛みが辛い時パイオで耳ツボを押さえます。帯状疱疹後は発症後素早く医療機関を受診し、早めに鍼灸治療を受けていただきたい。
ポイント】帯状疱疹はワクチンで予防できます。最寄りの医療機関へお問合せください。帯状疱疹の兆候でない場合、心筋梗塞、狭心症、心筋炎、肺悪性腫瘍末期、胆石症、膵炎、胃癌などの鑑別が必要←安静時に痛みが出るかを問う。
坐骨神経痛】男性、女性、30〜60代。デスクワーク、立ち仕事、車の運転などで発症。
腰痛との合併症。お尻を圧迫する環境が変わらないと治療後が良くても2、3日で再発します。不良姿勢の見直しや体幹を鍛える筋トレなどのセルフケアが必須です。信頼のおける鍼灸師と出会いマンツーマンで再発を防いで行きましょう。
当院では背骨から仙骨、殿部をほぐし、坐骨神経に沿って鍼をしていきます。施術後は姿勢の確認、運動指導、神経痛に効く食材、ビタミンB1、B12。タンパク質。ビタミンCの摂取もオススメです。
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