「ビンの蓋が開けにくい」「カメラのシャッターを押す指が痛い」「趣味のゴルフで手首に痛みが出るようになった」——手首・手指の痛みは、精密作業や趣味の活動に大きな支障をきたします。
今回は、20代のバイク事故による手首骨折の既往を持ち、50代でゴルフ中に手首の痛みが再発したカメラマンの症例をご紹介します。
症例:50代男性・カメラマン・交通事故後の手首の硬さとゴルフでの痛み再燃
主訴:右手首小指側の痛み・手首の硬さ・ゴルフスイング時の痛み
既往歴:20代にバイク事故で両手首骨折。リハビリを経て日常生活には支障がなくなったが、加齢とともに手首の硬さが増してきた。
経緯:趣味のゴルフを楽しむ中で、小指側の手首(TFCC:三角線維軟骨複合体付近)に痛みが出現。カメラマンとしての仕事でも手首・指への負担が蓄積しており、当院に来院。
手首の痛みの原因と見立て
骨折後の手首は、癒合しても関節の可動域・筋肉の柔軟性・神経の感覚が完全には戻らないことがあります。特に加齢とともに関節まわりの組織が硬くなり、以前は大丈夫だった動作で痛みが出ることがあります。
TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷は、手首の小指側の痛みで最も多い原因の一つです。ゴルフのスイング・テニス・バドミントンなどのラケットスポーツや、カメラを支える動作で負担がかかります。
施術内容
前腕〜手首まわりの筋肉の緊張を緩め、手首関節の可動域を回復させる鍼治療を行いました。骨折後の硬さに対しては、深部の組織まで働きかける鍼と、温灸を組み合わせることで柔軟性の回復を促しました。
精密作業・カメラマン・写真家の方へ
カメラマン・グラフィックデザイナー・職人など、手を精密に使うお仕事の方の手首・指の痛みは、鍼灸と運動療法の組み合わせで改善できるケースが多くあります。腱鞘炎・ばね指・TFCC損傷など、職業性の手指の不調にお悩みの方はお気軽にご相談ください。
まとめ
過去の骨折・スポーツ歴がある手首の痛みは、再発・慢性化しやすい症状です。早めに原因を特定してケアすることで、趣味・仕事への支障を最小限にできます。恵比寿でのご相談、お気軽にどうぞ。





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