腰椎ヘルニアによる足のしびれ|鍼灸治療で緩和した40代女性の症例

ご来院までの経緯

40代の女性、主婦。趣味はお菓子作りやダンスレッスン、ミシンでの小物作成。
約8か月前から右股関節に違和感があり、2025年6月には右腰と左足の裏にしびれを感じるようになりました。

整形外科を受診したところ「腰椎椎間板ヘルニア」と診断。
1か月間リハビリに通ったものの、お尻から足裏にかけてのしびれは改善せず、鍼灸に興味があるとのことで当院にご相談いただきました。

鍼灸治療を受ける前の初回の状態

  • 背中の筋肉が硬い。振り向く動作、左側にほとんど回らない状態

  • 腰の骨が後湾しており、腰椎に圧迫が見られました

  • ヘルニア、坐骨神経症状を確認する徒手テスト(SLR・母趾背屈)は陰性

強い神経圧迫ではなかったものの、腰の可動域制限や姿勢の崩れがしびれの要因と考えました。

鍼灸による改善のステップ

  • 初回〜2回目(1か月以内)90分全身コースご利用
    股関節の筋肉を緩めて、腰と坐骨神経の走行に合わせてパルス療法。2回目め治療前に前回の振返りをした際、足裏のしびれがなくなり、右腰のしびれも「たまに感じる程度」に緩和したとのこと。

  • 3回目 60分部分集中コースご利用
    症状の安定を確認し、治療間隔を「月1回」に切り替え。

  • 4回目(今回)60分部分集中コースご利用
    背骨の左回旋が約80度ほどまで回復。しびれはほとんど解消。ミシン作業の際、座り方、座っている椅子を変更したとのこと。
    今回はダンスレッスンで疲れた全身の調整も行いました。

まとめ|腰椎ヘルニアによる足のしびれ緩和

1か月リハビリを続けても変わらなかった腰椎ヘルニアによる足のしびれが、鍼灸治療を継続することで大きく変化致しました。保険治療では手が回らなかった箇所を、自費利用で補った形ですので、病院のリハビリでも時間を書ければ年単位で症状は緩和したかと思われます。


「趣味を楽しみながら健康を維持する」ためには、ご年齢に合わせた定期的なケアがとても大切と患者様も仰ってました。

当院では腰椎ヘルニアや坐骨神経痛など、腰から足にかけてのしびれや痛みでお悩みの方の施術を行っています。

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廣木 孝志

2022年11月恵比寿No.1の癒せる鍼灸院を開業/各業界のトップクラスから信頼される鍼灸師。セルフケアに力を入れた健康のヒントを投稿。

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