症例

耳鳴りに鍼灸|30代男性・夜間に悪化する高音耳鳴りが首肩こりの改善で緩和した症例

「夜になると耳の中でキーンと音が響いて眠れない」——突然始まった耳鳴りは、精神的にも非常につらい症状です。薬で改善しない耳鳴りに、鍼灸が有効なケースがあります。

症例:30代男性・部品設計者・突発性の耳鳴り(両耳・夜間悪化)

主訴:左右両耳の高音性耳鳴り(キーン)、特に夜間悪化・入眠困難

経緯:夏頃から突然両耳に「キーン」という耳鳴りが発症。病院でビタミン剤などを処方されたが改善せず。音楽・ドライヤー・ゲームセンターなどの音で症状が悪化。夜間の耳鳴りがひどく眠れない日々が続いており当院に来院。

耳鳴りと首肩こりの関係

診察したところ、首・肩のこりが非常に強く、全身に緊張が見られる状態でした。耳鳴りの原因として、ストレス・姿勢・頸部の緊張による内耳の血流障害が大きいと判断しました。

耳鳴りは原因が多岐にわたります。突発性難聴・メニエール病・中耳炎などの耳疾患のほか、頚椎症・自律神経の乱れ・ストレスによるものも多くあります。内耳への血流が低下すると有毛細胞の機能が低下し、耳鳴り・難聴・めまいが生じやすくなります。

鍼灸での施術アプローチ

耳周辺の血行促進と、全身の緊張解消を組み合わせた施術を行いました。耳門・聴宮・翳風などの耳まわりのツボへの鍼と、頚部・肩甲骨まわりの筋緊張を緩める施術を並行して実施。自律神経を整えることで、夜間の耳鳴りの緩和と睡眠の改善を目指しました。

デスクワーク・設計職の方への注意点

部品設計など細かい集中作業が多い方は、長時間の前傾姿勢・目の酷使・精神的な集中による交感神経の過剰な緊張が、耳鳴りや自律神経症状を引き起こしやすい傾向があります。定期的に目を休め、肩まわりをほぐすセルフケアが有効です。

耳鳴りへの鍼灸の有効性

厚生労働省 統合医療情報発信サイトでも、耳鳴りへの鍼灸の有効性についての研究が紹介されています。薬で改善しない慢性耳鳴りに対して、鍼灸は補完的な選択肢として有効です。

まとめ

耳鳴りは原因によって対応が異なります。まず耳鼻科での診断を受けたうえで、頸部緊張・自律神経由来の耳鳴りには鍼灸が有効な選択肢です。恵比寿でのご相談、お気軽にどうぞ。

廣木 孝志

廣木 孝志

2022年11月、恵比寿で個室鍼灸院を開業/痛みの緩和、全身調整が得意/セルフケア提案とコンディショニングを大切にしています。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


料金・メニュー
★★★★★
84件のクチコミ
Googleで確認する →
初回 8,100円〜 医療費控除の対象
📅 WEB予約 LINE予約