痛み

ライブ遠征の疲れと食いしばり|全国ツアーを全部回る30代女性の体メンテナンス【症例】

患者さま:30代・女性(締切のあるデスクワークのクリエイター)

主訴と背景

お仕事は長時間のデスクワーク。集中すると無意識に歯を食いしばる癖があり、右の顎の開けづらさ、首肩こり、眼精疲労が慢性的にありました。そしてもうひとつの大切な背景が、好きなアーティストの全国ツアーをすべて回る「推し活」。長距離移動と立ちっぱなしのライブが続くと、ふくらはぎの張り・足のむくみ・股関節の疲れが一気にたまります。ライブ中に足がつってしまったこともありました。

東洋医学的な見立てと方針

締切期は「あご・目・首」、ツアー期は「足腰」と、疲れの出る場所が生活のリズムで入れ替わるのがこの方の特徴です。そこで施術も固定メニューにせず、その月の生活に合わせて組み替える方針にしました。目標は症状を消すことだけでなく、「全公演を最後まで楽しめる体」を保つことです。

施術内容

食いしばりに対しては、咬筋・側頭筋・下関(げかん)など、あご周りへの低周波パルス鍼。首肩こり・眼精疲労には首から背中のパルスとお灸。遠征疲れには、ふくらはぎ・お尻・股関節まわりの置鍼とパルス、足三里や三陰交へのお灸を組み合わせています。

経過

月1回前後のペースで約1年。ツアーは8公演すべて遠征しながら、食いしばりがつらい時期は間隔を詰めて調整しています。施術後は「調子が良い」とのお声をいただいています。

同じ悩みの方へ

推し活は不要不急のものではなく、毎日をがんばるための大切な張り合いだと思います。だからこそ「楽しみのための体」も立派なメンテナンスの対象です。遠征のあとはふくらはぎを温める・湯船につかる・水分をしっかりとる。食いしばりが強い方は、歯科でマウスピースの相談も選択肢です。ライブの予定に合わせた体の調整、お気軽にご相談ください。

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あごの痛みや開けづらさが強い場合の解説はこちら:顎関節症に鍼灸|口が開かない・顎の痛み・クリック音を東洋医学で改善【鍼灸師監修】

廣木 孝志

廣木 孝志

2022年11月、恵比寿で個室鍼灸院を開業/痛みの緩和、全身調整が得意/セルフケア提案とコンディショニングを大切にしています。

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