症例

ゴルフ練習翌日、脚を上げると激痛|鍼灸師が自分の体で検証した股関節・太もも痛【40代男性・症例】

今回の症例報告は、私自身(廣木)の体験です。ゴルフレッスンを始めて1年の鍼灸師が、フォーム修正の翌日に脚を上げられないほどの痛みに見舞われ、自分の体で施術の経過を記録しました。誤解の無いよう言っておきますが、コーチのせいではなく、完全に私の運動不足によるものです。

プロフィール

40代男性・鍼灸師、ゴルフレッスンを始めて1年。

主訴と経過

レッスンで「左の骨盤を引き戻す」フォーム修正の指導を受け、それを意識しながら30分ほど打ちっぱなしで練習しました。翌日、左脚を持ち上げる動作で刺すような激痛が。ゆっくり上げれば何とか動かせたため、以前から予定していた江の島観光へ。階段の多い島ですが、登りはゆっくりなら可能で、下りでは痛みが出ないのが特徴的でした。その日の予定を終えてから、自分の体と向き合うことにしました。

見立て

内転筋・腸腰筋の負荷テストはいずれも陰性で、痛みの場所をひとつに特定できないタイプの痛みでした。フォーム変更で普段使っていない筋肉に急に負荷がかかった「使いすぎ」による筋のこわばりと考え、東洋医学でいう阿是穴(押えて反応のある硬結)を手がかりに、太もも前面〜股関節まわりのスジを探っていく方針にしました。下手すると腱損傷、断裂とかあるので一般の方は自己判断せず痛みが強い場合は迷わず整形外科への受診をおすすめします。

施術内容と経過

1回目

腸腰筋・大腿直筋のスジ、硬結を狙って鍼。実際に一番反応が良かったのは意外にも外側広筋(太ももの外側の筋肉)でした。股関節と臀部に低周波パルスを行い終了。ゴルフレッスンはしばらく休むことにしました。

2回目(翌日)

時間を短めにして局所を集中的に鍼・お灸・パルス。痛みは減ったものの、脚を上げようとするとまだ刺されたような痛みが残る状態でした。

3回目(3日後)

横向きの姿勢で腰・股関節・臀部を施術し、仰向けで股関節にパルス。痛みは10段階で10→2まで軽減がみられました。

4回目(1週間後)

状態を確認しながら施術し、終了となりました。

同じ悩みの方へ

フォームを変えた直後は、普段使っていない筋肉に想像以上の負荷がかかります。新しい動きを試すときは練習量をいつもの半分に抑え、練習後は太ももの前面・外側を伸ばすストレッチを。強い痛みや腫れ・熱感がある場合は、まず整形外科の受診をおすすめします。

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ゴルフ初心者に見られる体の痛みについて — ゴルフを始めたばかりの方に起こりやすい痛みを部位別に解説しています。

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廣木 孝志

廣木 孝志

2022年11月、恵比寿で個室鍼灸院を開業/痛みの緩和、全身調整が得意/セルフケア提案とコンディショニングを大切にしています。

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